LINEマーケティング・もくじ

 

●その1:LINEやメルマガを使う意味と構築方法

●その2:LINEのアカウントの種類と配信メッセージの種類、配信設定、リッチメッセージ・リッチメニュー・外部決算連携など、オフィシャルLINEの機能や設定方法
●その3:LINEに組み込める外部ツールの説明:有料or無料の説明・LINE広告、友達追加方法、ステップ配信など

 

 

 

LINEマーケティング:その2

その2では、公式LINEの基本的な機能や、どんなメッセージ配信ができるのかを説明していきます!^^

 

公式ラインの種類と作り方

LINEの種類には、2種類あります。

認証アカウントと、未認証アカウントです。

初めは、未認証アカウントで大丈夫です。作ってから認証の申請をすればいいので。

ただし、以前(LINE@)の頃は、わりとすぐに認証済みに承認されたのですが、

今はかなり審査が厳しいようです。

認証済みと、未認証では配信内容には変わりは無いので、そのまま未認証で運営で大丈夫です。

認証済みのアカウントになると、LINE広告が出せたりするので友達を増やすことが簡単になっていきます。

ここのページがわかりやすいと思います。

公式LINEのアカウント作成

 

プレミアムID

通常のLINEから割り当てられたIDの他に、年間1200円(安い!)で

プレミアムIDと言うのを取得出来ます。

それを設定すると、検索で引っ掛かりやすくなります。

管理アプリでのプレミアムID購入手順
1)アカウントリストで、設定するアカウント名をタップ
2)[利用状況][プレミアムID]をタップ
3)[プレミアムIDを購入]に希望するIDを入力
4)プレミアムIDの年間料金と入力したIDを確認し、[プレミアムIDを購入]をタップ

ちなみに、私はolorjapanにしています。

プレミアムIDのメリットは人それぞれだと思いますが、、、笑

公式LINE感や、お友達追加の時に不信感が出にくいかもしれません。

応答モード

次回に詳しく説明しますが、LINEには応答モードの設定があります。

外部のアプリを連携した場合は、ボットになりますが、

通常のチャットでのやり取りをする場合は『チャット』の設定になります。

 

プロフィールの設定などは、LINEの管理画面からコツコツと全部記入していきます。

投稿の欄も見えるので、作品などを投稿すると効果的です。

ここ

 

豊富なメッセージの種類

メルマガと違って、LINEにはメッセージの種類がたくさんあります。

そもそも、LINEの特徴として、長文を送るとちょっと怖いって感じるので(笑)

豊富なメッセージの種類があります。

かわいい作品の写真があったりすると、特にLINEとの相性がいいと思います。

 

メッセージの種類

 

●リッチメッセージ(画像)

●カルーセル(カードタイプ)
●動画メッセージ

 

リッチメッセージ

公式LINEにやり方が詳しく載っています。

リッチメッセージの作り方

例えばこんな感じです。

画像の中にメッセージを直接入れて送ると、

視覚的に認識しやすいので読んでもらいやすいし、クリックしてもらいやすくなります。

 

分かりやすい例で説明すると、(韓国コスメのファミュ)は

LINEの運用がとても上手です。

そして、LINEの既存の配信のサービスでメッセージを送信しているようで、

動画などを送ったりはあまりしていません。

特に、リッチメッセージや、カルーセルの使い方がとても上手だと思いました。

これは、プレゼントの時のリッチメッセージ。

プレゼントされる物も分かりやすいし、デザインもかわいい。

そして、クリックしてみようかなっと思わせる作りもいいですね。

(『Tap』の表記の仕方とかもさりげなくて綺麗です)

こんな感じに、自分が好きなテイストのブランドのLINEを登録して研究してみるのが

一番参考になると思います。

 

これも、リッチメッセージです。

リッチメッセージは一コマだけでは無くて、何個にも分けてリンクを貼ることが出来ます。

それもLINEの魅力ですね。

メルマガだと、画像も貼れないし、、、htmlで書いて、貼れたとしても、一つづつです(笑)

 

テンプレート のサイズに合わせて画像を作る必要があります。

最大6コマまで出来ます。

サイズも細かく決まっていますので、公式LINEのページを確認して作るようにします。

※ポイントは一枚づつアップする訳ではなくて、

2コマとか4コマに分かれた完成形の画像を作っておくと言うことが

必要になってきます。

 

そして!!!

携帯のアプリからは、細かい指定は出来ませんのでパソコンからログインして

管理画面に入って作業をします

LINEに関しては、必ず、クリックさせたい画像をお客さんがクリックした後に

どんな反応をするかを細かく指定していく必要があります。

これをアクションと言います。

画像を作って、アップしたら、アクションをそれぞれに指定していきます。

 

クーポンの配信も同じリッチメッセージを使って作成します

オンラインショップのクーポンの場合は、クーポンコードをオンラインショップ機能の中で発行してから

この画像にクーポンを載せておきます。

メッセージで書いてもいいと思います。

 

リアルなお教室や、ポップアップのイベントなどでは、

直接画面を見せてもらって、クーポンを確認して割引したりもいいと思います。

飲食店などがLINEでやっているのは、直接店頭で提示するクーポンが多かったりします。

 

カルーセルメッセージ

 

カードタイプのメッセージを送る機能です。

カルーセルメッセージ

 

わりと最近、追加された機能ですが複数のおすすめ商品を掲載するのにとっても便利です。

 

 

このブランドでは、アイテムごとにカルーセルを作って『クリーム』だったら、クリームの商品ページにリンクをつけています。

例えば、お教室だったら、メニューごとにカルーセルを作って、

予約ページにリンクしたりすることも出来ます。

動画メッセージ(動画の送信)

動画の送信も可能なのがLINEのいいところです。

LINE公式アカウントで動画を見てもらう方法として、

①動画を添付して配信する
動画のURLを張り付けて誘導する

上記の2パターンあります。

ただ、動画を見てもらうだけなのか、そのあとに何かリアクションをつけたいのか?で

送る方法が変わってきます。

①動画を添付して配信する

メッセージを配信する際に、動画を添付することができます。

添付方法にも2通りあります。

1.通常の動画
2.リッチビデオメッセージ

 

メッセージ配信で添付することが出来る動画は、

ファイル形式:MP4、M4V、MOV、AVI、WMV

スマホやデジタルカメラ、一眼レフなど、あらゆるもので撮影したファイルがほぼ対応しています。

ファイルサイズ:200MB以下

動画の画質によってサイズは変わりますが、720Pで撮影した動画だと3分程度を目安にすると良いです。

1080Pなど更に高画質な場合は1分30秒に収まる範囲です。

 

リッチビデオメッセージとは?動画との違い

LINE公式→リッチビデオメッセージ

リッチビデオメッセージは、通常の動画添付と同様にファイル形式、サイズはほぼ同じです。

が、その後にアクション誘導できるかどうかが違います。

たとえば読者がリッチビデオの動画を観た後、こちらが指定したURLに誘導することができます^^

商品の宣伝動画など添付して、その後に販売ページに誘導することで購入を促すことができます!

 

②動画のURLを添付する

動画共有サイトに動画をアップして、メッセージにURLを添付する方法。

通常の動画添付の場合は、サイズが限られるため長くても3分程度のものしか送れません。

ですが、YouTubeやVimeoなどにアップした動画をURLで添付すれば、数十分、数時間の動画も送ることが出来ます。

YouTube動画のお知らせ通知としてLINE公式アカウントを活用する人も多いので、やってみるといいかも。

ちなみに、YouTubeをやっていない場合などは、

Vimeoが公式感があり且つコマーシャルが入らないので、Vimeoで配信するのが個人的にはおすすめです。

 

リッチメニュー

公式LINEの特徴としては、リッチメニューがあります。

下から出てくるタイプのメニューです。

これも自由に設定することが出来ます。

LINE公式→リッチメニュー

サイズは、リッチメッセージと同じく決まっています。

最大6コマまでです。

サイズも同じく決まっていますので、ページを確認して作ります。

 

サイズ「大」

  • 2,500px ✕ 1,686px
  • 1,200px ✕ 810px
  • 800px ✕ 540px

サイズ「小」

  • 2,500px ✕ 843px
  • 1,200px ✕ 405px
  • 800px ✕ 270px

 

リッチメニューは、ホームページの様に使えるのでとっても便利です!

(公式LINEのシステムの中で使えるのはリッチメニューが一枚だけです。私が使っているのは

外部のシステムなので、また次回に詳しく説明します)

リッチメッセージと同じく、分割した一枚の画像を作ってアップロードする必要があります。

ここで、よくある質問ですが、、、、

IllustratorもPhotoshopも使えないので作れない〜〜!!!と言うのがあります。

他の人がどんな感じで作っているのか見ているうちに、だいたいの人はcanvaというアプリで作っているようでした。

リッチメニューの作り方を詳しく動画で説明してくれている人がいたので

これが分かりやすいかも。(私はcanvaは使ったことがないので、、、全然分からないのですが、、)

 

ちなみに、リッチメッセージの画像も簡単に作れるみたいなので、

よかったら参考にしてみてください^^

 

リッチメニューでも、何を表示させたいか、どこに誘導したいか、、、

結局は、その先の動線が必要になってきます。

メッセージ配信について

LINEはメッセージの配信数によってプランが変わってきます。

公式LINEは通常1000通まで無料です。

目安としては、友達100人を超えてくると、一人につき10通配信すると1000通になってしまうので、

有料のプランに切り替える感じです。

いつでも切り替えられる訳ではなくて、毎月1日からしかプランの切り替えが出来ないので

その部分が注意が必要です。

初めのうちは、配信数を気にしなくていいのですが、お友達が増えていくと

配信コストがかかってくる仕組みになっているので無駄な配信をしないように工夫が必要になってきます。

その為に、興味のあるお客さんだけに絞って配信するセグメント配信が必要

と言う訳です。

決済機能について

 

なんでもLINEで完結するのが、LINEのいいところなんですが、唯一、決済の機能だけがありません(笑)

これは、外部のツールを入れても決済の機能がありません。

なので、自分で契約した決済サイトを入れる必要があります。

(オンラインショップへのリンクなどはそのままで大丈夫です)

お教室の予約と同時にカード決済をしたい、など。

私は、だいたいスクエアか、ストライプを入れています。

他にもペイパルもよく使われています。

 

 

上記の2つは比較的、個人商店でも使われる決済方法なので(入金も早い!)

導入してもいいかもしれません。

 

 

外部のツールを入れて使う訳

 

公式LINEでも、十分な機能があります。

さらに、セグメント配信やアンケート機能、タグ付や友達情報などを記入して分けていく場合は

外部のツールを入れると便利です。

特に、セグメント配信をする為のタグ付や、友達詳細情報などは、配信コストを減らす為や、ブロック防止にも重要です。

お教室の予約などの機能を使いたい場合も便利です。

次回は、外部のツールについて解説していきます。